購入後1年で車を買い替えるメリットとデメリット
車を1年で買い替える!?
本当に少数派ですが、新車購入から1年以内に車を買い替える方もいますよね。
このタイミングで車を買い替えるという事は、それぞれの理由があるのでしょう。
ちなみに、2015年度の一般社団法人日本自動車工業会( JAMA)の調査では、
・新車を1年未満で乗り換えるのは1%
・中古車を1年未満で乗り換えるのは2%
となっています。
やはり全体の数字から考えると、ごく少数派だという事が分かります。
では、どんな理由で買い替えたのでしょうか。
1.実際に運転してみると、思っていた乗り心地でなかった。
新車を買うときは、その車を試乗をしてみる方がほとんどですよね。
乗り心地や車内の質感、インテリアやエクステリアの確認を行って、値引きやサービス品などの兼ね合いで買う・買わないを決めると思います。
でも実際にディーラーで試乗できる距離って、大体数キロくらいです。
助手席には、ディーラーや販売店の営業マンも乗っていますので、そんなに無茶な運転もできません。
高速道路での高速走行や、ワインディングロードでのハンドリング、コーナーリングまでは試せないことがほとんどだと思います。
で、実際に購入して長距離ドライブに行って「あれっ?」と思うこともあると思います。
その「あれっ?」がどうしても嫌で嫌で仕方なくなった場合、1年という年数でも手放す理由になります。
好きで買った車に乗ることが、ストレスになってしますわけですから。
車をローンで購入して、毎月ストレスのある車の返済を行う事も結構つらいことです。
そうなるくらいなら、買い替えてしまった方がいいかもしれません。
2.ほぼ新車なので高額で売れるから
「購入して1年未満」ということは走行距離も1万キロ前後だと考えられます。日本の平均走行距離は、年間1万キロという国土交通省のデータもあります。
まだ内装も外装もほとんど傷んでないので、「ほぼ新車」といえる状態です。
ですので買った価格よりは安くなるが、かなり高額な査定がつく!と思って買い替えるケースですね。
でも、実際はそこまで高い査定がつくとは限りません。
自動車は一度登録された時点で「中古車」になります。ディーラーが販売実績を上げるために登録しただけの「未使用車」ではなく、一般のオーナーの所有になるので、査定は未使用車ほど高くはつきません。
中古車販売店の利益率は15%〜20%といわれています。買い取った車にそれだけの利益を載せて、ほかの販売店に価格で負けないようにするには、1年未満の車といえども相応の査定額になるのは想像がつきます。
ただ、超人気車で新車の納期が半年以上かかるような車は、かなりの高額査定が期待できます。
3.事故ったから。。
この場合は残念ですが、修理するか買い替えるかの選択になってしまいますね。ダメージがあまりにも大きい場合は、廃車ということもあるかもしれません。
新車で車を購入する場合、任意保険の車両保険をつけるケースは多いと思います。車両保険に入っていれば修理ということになるでしょうか。
いずれにしても、新車で買った車に傷がつくとかなりショックですよね。思い切って買い替える!という考え方もあると思います。
4.次々に新しい車に乗りたいから
経済的に裕福で、好きな車を次から次へと乗り換える、というケースです。
羨ましい限りですが、こういった方もいらっしゃいますよね。
この場合は何も申し上げることはありません。どんどん買い替えて、経済活況に貢献してください。
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