ボーナス時期（夏・冬）は車の買い替えどき？
ボーナス時期は車の買い替えどき？
会社に勤めている方であれば、通常夏と冬にボーナスが支給されます。（無い会社も、年2回以上支給される会社もありますが。。）
そのボーナスを狙って、各自動車ディーラーは「ボーナスセール」と称して、チラシやノボリを掲げます。また、自動車メーカーもTVやラジオのコマーシャルをうったりして盛り上げます。
貯金しないで車のお金を使ってくださいね！こんなに魅力的な車がありますよ♪と言ったところでしょうか。
「ボーナスセール」は、車の買い換え時期として本当にお得なの？について考えてみました。
な引きが大きいのは、一般的には決算月
決算月は通常の月よりも新車の割引率が高い、とよく言われています。
車買うなら何月？値引きや税金以外にも気をつけるポイントがある
これは、決算月（9月の半期決算と3月の本決算）は、会社としても目標台数を高く設定しているからです。会社としての決算数字をより上積みしたいためです。
また、自動車ディーラーは、メーカーに対して目標販売台数を申告していて、それを達成すれば大きな金額の報奨金がもらえます。
この報奨金が新車の値引きの源泉になっています。
決算月により多くの新車を売るために、値引きの幅も営業マンに対して少し多めに許容する会社が多いのです。
営業マンのノルマも平月よりも多く設定されているようですし、営業マンも必死です。給与に関わるので当然ですよね。
とはいえ、他の月よりも何十万円も値引きをする事はありません。そんなに差が出れば、他の月に買ったお客様からクレームになってしまいます。
ボーナス商戦で新車を買えば、キャンペーンでもらえる商品が多くなることは事実です。
時には、「カーナビプレゼント！」とか「オプション１０万円分プレゼント！」とかやっています。そう言って意味では「お買い得なタイミング」であるとは言えますね。
ボーナス月はお買い得なの？
答えは、「少しは得かもしれません」といった感じです。この時期は、実は、放っておいてもお客様は来店してくれて、車の売れる繁忙時期なのです。
お金のないときに新車を見るために、わざわざディーラーには行かないですよね。
よく夏と冬のボーナスの時期になると、「夏のボーナスセール」とか「冬の歳末ボーナスセール」といったチラシやのぼりを見かけます。
ボーナス商戦は、お客様がまとまったお金を手にしている、いわば「買う気が増す時期」であります。
ボーナスを頭金にして車を買い替える、という方も多いと思います。少しでも頭金を多く入れた方が、月々の支払いも少なくて済みます。
当然、車の販売台数も増える時期ですので、販売ディーラーの営業マンの目標台数も多く設定されています。
営業マンも「売る気マンマン」です。
そして、この「買う気が増す時期」に乗っかるように「ボーナスセール」を実施して、来店プレゼントや期間限定サービス品等を付けるので、余計に盛り上がるのですね。
特にファミリー向けのプレゼントや店頭のイベント企画はお子さんも大喜びなので、家族そろって出かけたくなるものです。
一番のお買い得はモデルチェンジ前
車は４〜５年に一度、モデルチャンジを行います。マイナーチェンジを入れるともっと短いサイクルになります。
このモデルチェンジ前は、やはり新車の値引き金額としては一番高くなります。ですので、モデルチェンジの情報がでた車は「狙い目」と言えます。
でも新車で納車されて、すぐに「ひとつ前の型」いわゆる「旧式」になってしまうので、ここにこだわりのある方には、このタイミングはお勧めできません。
次に乗り換えるときの査定についても、型がひとつ古いとどうしても安くなってしまいます。
いつ車を買うと得なの？よりももっと大事なことが！
どのタイミングで車を買い替えるのが得か？は気になるところですが、何月に買い替えてもそれほど大きな金額の差は出ません。
それよりも、もっと金額に差がつくことがあります。それは、今乗っている愛車の査定金額です。
この査定金額は、新車と違って決まった金額「定価」はありません。査定する側の一方的な「言い値」です。
どこで査定を受けるかによって、大きく金額が違ってくるのです。例えば、ディーラーの下取り査定より買取専門店の買取査定の方が、平均で17万円茶買う売れた、というデータもあります。
このように、車の査定には相場はあるものの、その相場よりも安い査定金額が提示されても、気付かない事が多いのです。
なぜなら、車の相場は毎日変動していて、ネットや雑誌には「最新の相場」は掲載されていないからです。
ですので、我々ユーザー側も相場を把握しておく必要があります。そうすれば、査定額が相場よりも安く見積もられても気づくことができます。
最新の愛車の査定相場は、こちらのサイトで調べることができます。
同時に、複数の買取専門業者に見積もりを依頼できますので、最高額で買ってくれる業者と金額も分かります。
この愛車の査定額の差は、新車の値引き金額の差よりも多くなる事が多いのです。
ボーナスで車の買い替えをお考えの方も、是非使ってみてください。
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